シモンズマットレスの寿命は何年?買い替え交換時期の見分け方や長持ちさせる手入れ方法

シモンズマットレスの寿命
  • シモンズマットレスを検討しているけど、寿命はどれくらいなんだろう?
  • 安いものではないからできるだけ長く使いたい。長持ちさせる方法はある?

シモンズマットレスは、高級マットレスに分類されることから、できるだけ長く使いたいですよね。

快適な寝心地が得られると評判のシモンズマットレスですが、適切なお手入れをしないと十分な効果を得るのは難しいです。

そのためこの記事では以下について解説します。

  • シモンズマットレスの寿命・耐久性
  • シモンズマットレスが寿命を迎えたら買い替えるべき理由
  • シモンズマットレスの買い替え・交換時期の見分け方
  • シモンズマットレスの寿命・耐久性を長持ちさせる方法

快適な寝心地をより長く楽しむために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

シモンズマットレスの寿命・耐久性は何年?

シモンズマットレスを家庭で使用する場合、10年ごとの買い替えが推奨されています。

シモンズ公式サイトにも以下のように記載されています。

使用状況や頻度、寝室環境により異なりますが、一般的にホテル様では8年~10年を目安にマットレスの入れ替えを行なっております。ご家庭でのマットレス交換の目安は約10年となってります。

シモンズ公式サイト

シモンズマットレスの寿命は一般的なマットレスよりも長め

マットレスの寿命を素材別にみると一般的には以下のようになります。

  • ポケットコイル…8~10年
  • ボンネルコイル…6~8年
  • 高反発ウレタン…6~8年
  • 低反発ウレタン…3~5年

シモンズマットレスはポケットコイルを採用。

マットレスの中にコイルがある構造によりウレタンタイプより通気性が高く、寿命が長いという特徴があります。

さらに、シモンズマットレスには高品質なポケットコイルや破れにくい不織布が使われています。

これらにより、一般的なウレタンマットレスの寿命である約5年と比べて、8〜10年と長く快適に使用できます。

シモンズマットレスを10年以上使っている人も…

約10年と言われている寿命ですが、中にはもっと長く使っている方もいます。

体型や筋肉量、使い方などで個人差はあると思いますが長く快適に使えるのはとてもいいですよね!

シモンズマットレスが寿命を迎えたら買い替えるべき理由

シモンズマットレスは快適な寝心地が特徴であるため、できるだけ長く使い続けたいですよね。

しかし、寿命を迎えたマットレスを継続して使用することはあまりおすすめできません。

シモンズマットレスが寿命を迎えた場合に買い替えるべき理由は次のとおりです。

  • 寝心地が悪くなり、腰痛など不調をきたす
  • カビやダニが繁殖し、アレルギーを引き起こす

これらの理由について解説していきますね。

寝心地が悪くなり、腰痛など不調をきたす

寝ているときは腰やお尻に体重の大部分がかかるため、マットレスの中央付近にあるコイルが早く劣化してしまいます。

長期間使用すると、マットレスの表面に凹凸が生じ、背骨が歪んだ姿勢で寝ることになります。その結果、腰痛や肩こりなどの不調が生じる可能性があります。

また、マットレスに凹凸があると寝返りも打ちにくくなり、十分に寝たつもりでも疲れが取れず、体に不調が現れる場合もあります。

カビやダニが繁殖し、アレルギーを引き起こすことも・・

マットレスに湿気がこもると、表面や内部にカビやダニが繁殖することがあります。

睡眠中にカビを吸い込んだり、ダニのフン・死骸に触れたりすることにより、以下の症状が体に現れる場合があります。

  • 鼻炎
  • 皮膚炎
  • ぜんそく
  • 目のかゆみ

特に小児ぜんそくの80%以上は、ダニアレルギーが原因とされていますよ。

シモンズマットレスの買い替え・交換時期の見分け方

シモンズマットレスは約10年での買い替えが推奨されていますが、使い方や寝室の環境によっても変わります。

買い替えや交換時期を見分けるためには、以下のポイントに注目するとよいでしょう。

  • マットレスに凹凸がある
  • 金属のスプリングが体に当たる
  • きしむ音がする
  • 表面が汚れている、カビが生えている

それぞれのポイントについて解説していきますね。

マットレスに凹凸がある

シモンズマットレスにはコイルやウレタンが入っています。高品質のコイルが使われているとはいえ、体重による負荷がコイルやウレタンにかかり続けることで、マットレスの表面に凹凸が生じることがあります。

マットレスの凹凸ができている状態で寝続けると、腰痛や肩こりの原因となる可能性があるため、買い替えをおすすめします。

コイルが背中に当たる

シモンズマットレスはコイルの上にウレタン素材がありますが、長く使用することでウレタンが摩耗していきます。

マットレスに仰向けで寝たとき、背中に金属のコイルを感じるようであれば、買い替えのサインです。

厚めのベッドパッドを敷くことで一時的に改善もできますが、シモンズマットレスの本来の特徴である寝心地の良さが大きく損なわれてしまいます。

きしむ音がする

マットレスに乗った際にギシギシと音がする場合は、コイルが劣化し歪んでいる可能性が高いです。

このような状態で使用を続けると、快適な寝心地を損なうだけでなく、負荷がかかる部分に不均等な圧力がかかります。その結果、寝返りが打ちづらくなり、体に不調が現れることもあります。

表面が汚れている、カビが生えている

人は一晩でコップ約1杯の汗をかくと言われています。その湿気がマットレスに溜まることで、汚れやカビが発生する可能性があります。

シモンズマットレスは通気性が高いため、カビの発生は抑えられますが、表面の生地にカビが生えることがあります。

カビが生えたままのマットレスで寝続けると、アレルギーの原因にもなるため、買い替えが必要です。

シモンズマットレスの寿命・耐久性を長持ちさせる方法

シモンズマットレスをできるだけ長く使用するためには、以下の方法をおすすめします。

  • マットレスの表裏や上下を定期的にひっくり返す
  • マットレスカバーを使用する
  • 定期的に立てかけて湿気を取り除く
  • 日頃からマットレスで飛び跳ねないようにする

それぞれの方法について解説していきます。

マットレスの表裏や上下を定期的にひっくり返す

マットレスの表裏をひっくり返したり、上下に180°回転させたりすることをローテーションといいます。

シモンズマットレスでは、3ヶ月ごとのローテーションが推奨されています。

ローテーションにより、同じ箇所に体重がかかり続けることを防ぎ、コイルの耐久性を高めることができます。

シモンズマットレスは重たいのでひっくり返すのも一苦労ですが、定期的にローテーションを行いましょう。

ただし、片面仕様のマットレスの場合は裏表のローテーションは不要です。

マットレスカバーを使用する

マットレスに汗や汚れが染み込むと、カビやダニの繁殖の原因となります。

ベッドパッドやシーツを敷いて使用することで、汚れやカビの発生が抑えられ、マットレスを長く使用できます。

マットレスカバーは洗濯できるものを選ぶと、清潔さを保つことができますよ。

定期的に立てかけて湿気を取り除く

マットレスを定期的に壁などに立てかけることで、湿気のこもりを防ぎ、カビの発生を抑えられます。

マットレスの下にスノコを敷くことでも湿気を抑えられますが、マットレスとスノコの接触部分には湿気がこもる可能性があります。

シモンズマットレスは重いため大変ですが、2週間に1回は立てかけることをおすすめします。

ただし、マットレスは日光に当たると劣化が進むため、かならず陰干しするようにしましょう。

日頃からマットレスで飛び跳ねないようにする

シモンズマットレスは弾力があるため、特に小さい子どもたちは飛び跳ねて遊びたくなるかもしれません。

しかし、マットレスで飛び跳ねることでコイルに大きな負荷がかかり、劣化が進みます。

できるだけ長く使用するためには、日常的にマットレスでの飛び跳ねを避けましょう。

シモンズマットレスの寿命・耐久性についてまとめ

この記事では、シモンズマットレスの寿命・耐久性や長持ちさせる方法について解説しました。

シモンズマットレスを家庭で使用する場合、約10年を目安とした買い替えが推奨されています。

寿命を迎えたマットレスを継続して使用すると、寝心地の悪化やアレルギーの原因となる可能性があるため、買い替えを検討しましょう。

マットレスの買い替えや交換時期を見分けるためには、凹凸の有無やコイルの感じ方、きしむ音の有無、表面の汚れやカビの発生などをチェックするとよいでしょう。

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