「リファのドライヤー、プロとスマートどっちを買えばいいの?」と迷っていませんか?
値段も高いだけに、「重すぎて腕が疲れた」「音がうるさくてストレス」といった失敗だけは絶対に避けたいですよね。
実はこの2つ、見た目は似ていても「重さ」や「仕上がり」の方向性が全く異なる、似て非なる製品なのです。
この記事でわかること
- スマホ1.5台分も違う「重さ」や「海外対応」など、購入前に知るべき決定的な5つの差
- 「しっとり派」はプロ、「速乾派」はスマートと言われる理由とスペック比較
- 最新モデル(BX・S+・Smart W)を含めた、あなたに最適な一台の選び方
後悔しないために、両モデルのメリット・デメリットを包み隠さず比較し、あなたのライフスタイルに合う正解を導き出します。
リファドライヤー「プロ」と「スマート」の違いは?決定的な5つの差
ReFaのドライヤーを選ぶ際に最も重要な比較ポイントは、重さ・風の質・センサー性能・収納性・海外対応の5点に集約されます。
- スペック一覧表で見る数値的な違い
- 毎日使う上で無視できない「重さ」と「サイズ感」
- 仕上がりを左右する「センサー」と「風」の特性
まずは、これら5つの決定的な違いを理解して、あなたの優先順位と照らし合わせてみましょう。
【比較表】重さ・価格・折りたたみの有無を一覧でチェック
まずは、代表的なモデルである「Pro(BX含む)」と「Smart(W含む)」の基本スペックを比較表で整理しました。
価格差は約18,000円ありますが、それ以上にサイズや機能の方向性が全く異なることが分かります。
| 項目 | Pro / BX (大型) | Smart W / S+ (小型) |
| 参考価格 | 43,000円〜58,300円 | 39,600円〜40,000円 |
|---|---|---|
| 重量 | 約740g以上 | 約475g〜520g |
| 折りたたみ | 不可 | 可能 |
| センサー | 対象物センサー | 環境温度センサー |
| 風質 | 広範囲・マイルド | 高速・高圧 |
数値だけでは伝わりにくい実際の使用感について、次項から詳しく解説していきます。
違い①:重さが約300g違う!スマホ1.5台分以上の重量差
「プロ」と「スマート」の最大の違いは、手に持った瞬間に分かる圧倒的な重さの差です。
プロモデルは約740gとずっしりした重厚感があるのに対し、スマートモデルは約475g(S+の場合)と、一般的なスマートフォン約1.5台分もの差があります。
- プロ(約740g):長時間頭上に掲げていると腕が疲れる重さ
- スマート(約475g):子供や高齢者でも楽に扱える驚異的な軽さ
- 重心バランスはどちらも良いが、絶対的な重量差は埋まらない
ロングヘアで乾燥に10分以上かかる方にとって、この約300gの軽量化は毎日のストレスを激減させる要素となります。
違い②:風の質が違う(プロは広範囲で柔らか、スマートは高速でパワフル)
本体サイズの違いは、内部のファンの大きさに直結するため、風の当たり方(風質)にも明確な違いが生まれます。
プロは大きな吹き出し口から広範囲に風を送り込みますが、スマートは小型ファンで圧縮した風をピンポイントに当てる設計です。
- プロ:包み込むような柔らかい風で、髪が散らばらず整えやすい
- スマート:直進性の高い強い風で、地肌まで一気に風を届ける
- ブローのしやすさはプロ、速乾性の体感はスマートに軍配
「優しく丁寧に乾かしたい」派はプロ、「とにかく早く乾かしたい」派はスマートという、好みが分かれる重要なポイントです。
違い③:センサー性能(プロは対象物検知、スマートは環境検知)
ReFa独自の温度制御技術「プロセンシング」も、搭載されているセンサーの種類によって精度と仕組みが異なります。
プロ(特に最新のBX)は髪の表面温度を直接測って制御しますが、スマートは室温を検知して風温を調整する簡易的な方式を採用しています。
- プロ(対象物):髪が熱くなりすぎないよう直接監視して制御
- スマート(環境):暑い部屋・寒い部屋に合わせて風の温度を変える
- ダメージケアの精密さでは、物理センサーを持つプロが圧倒的に上
髪の傷みが深刻で、美容師が行うような完璧な温度管理を自動で行いたいなら、プロモデルを選ぶべきでしょう。
違い④:収納性の差(プロは折りたたみ不可、スマートはコンパクトに収納)
洗面所での収納スペースや持ち運びを考える上で、本体を折りたためるかどうかは大きな判断材料になります。
プロモデルはハンドル部分が固定されており折りたたむことができませんが、スマートモデルはひねるようにコンパクトに折りたたむことが可能です。
- プロ:そのままフックに掛けるか、広い引き出しが必要
- スマート:半分以下のサイズになり、狭い棚やバッグに収まる
- 旅行に持っていくなら、折りたためるスマート一択
日本の住宅事情、特に洗面台の収納力が限られている場合、スマートのコンパクトさは大きなメリットになります。
違い⑤:海外対応の有無(スマートWは変圧器不要、プロは国内専用)
最後に確認すべき決定的な違いは、海外の電圧に対応しているかどうかです。
スマートシリーズの「Smart W」のみがマルチボルテージ仕様となっており、プロモデル(Pro/BX)は国内専用設計となっています。
- Smart W:AC100V-240V対応で、世界中でそのまま使える
- Pro / BX / S+:日本国内(AC100V)専用で海外使用不可
- 変圧器を使っても、精密機器であるドライヤーは故障リスクが高い
出張や旅行で海外に行く機会があるなら、迷わず「Smart W」を選ぶのが正解です。
リファビューテック ドライヤープロ(Pro / BX)を選ぶべきメリット
「重さ」や「大きさ」というデメリットを抱えてでも、多くのユーザーがプロモデル(Proや最新のBX)を選び続けるには明確な理由があります。
それは、他のドライヤーでは代えがたい「圧倒的な仕上がりの良さ」と、まるでサロンにいるかのような「贅沢な使用体験」が得られるからです。
「しっとり感」はプロが上手!水分を含んだレア髪を極めたい人向け
ReFaが提唱する「レア髪(表面は乾いているのに内部はしっとり)」を最も忠実に再現できるのは、やはりプロモデルです。
髪の表面温度を直接感知するセンサーと、豊富なハイドロイオン発生量により、オーバードライ(乾かしすぎ)を物理的に防いでくれます。
- 対象物センサーが髪の温度を100℃以下(60℃以下)に徹底管理
- ハイドロイオンの放出量がスマートモデルよりも多い傾向にある
- 毛先まで水分が詰まったような、重みのあるツヤ髪に仕上がる
髪のパサつきやハイダメージに悩んでおり、「軽さよりも髪質改善」を最優先する方にとって、プロモデルは最良の投資となります。
風が広範囲に当たるため、毛量が多い人でも髪が暴れずまとまる
プロモデルの大きな吹き出し口は、風を柔らかく広範囲に届けるために設計されています。
風圧が強すぎると髪が散らばって絡まってしまうことがありますが、プロモデルの風は髪を包み込むように流れるため、手ぐしを通すだけで綺麗にまとまります。
- 風当たりがマイルドで、髪が絡まりにくい
- 広範囲を一気に温めるため、ムラなく乾かせる
- ブローをする際に、狙った場所に風を当てやすい
毛量が多くて広がりやすい方や、くせ毛を伸ばしながらブローしたい方には、この「包容力のある風」が非常に扱いやすいはずです。
サロンのような高級感と「所有する喜び」はプロモデルならでは
機能面だけでなく、そのデザインや質感もプロモデルを選ぶ大きな理由の一つです。
ラグジュアリーな装飾や、手に持った時の重厚感、そして鏡越しに見える洗練されたフォルムは、毎日のドライ時間を優雅なリラックスタイムに変えてくれます。
- 高級ホテルの備品のような、洗練されたデザイン
- 操作パネルやディスプレイの演出が美しい
- 「いいモノを使っている」という満足感が美意識を高める
単なる家電としてではなく、インテリアやステータスアイテムとしての価値も求めたい方に、プロモデルは愛され続けています。
リファビューテック ドライヤースマート(Smart W / S+)を選ぶべきメリット
一方で、スマートモデル(Smart W / S+)は、現代の忙しいライフスタイルに完璧にマッチした「実用性の塊」です。
プロモデルのような優雅さよりも、毎日の作業効率と身体への負担軽減を重視するユーザーから圧倒的な支持を得ています。
驚異的な軽さ!ロングヘアを乾かしても腕が疲れないのが最大の魅力
スマートモデルの最大の武器は、何と言ってもその「軽さ」です。
特に最新の「S+」は約475gと非常に軽く、10分以上ドライヤーを振り続けても腕や肩への負担がほとんどありません。
- プロモデルと比較して約40%も軽量化されている
- 子供や高齢の方でも片手で楽に扱える
- スマホを操作しながら乾かせるほどの取り回しの良さ
毎日のことだからこそ、「疲れない」というメリットは想像以上にQOL(生活の質)を向上させてくれます。
折りたたんで収納可能!旅行やジムへの持ち運びもストレスフリー
プロモデルにはない機能として、ハンドル部分をひねってコンパクトに折りたためる点が挙げられます。
A5サイズ程度のスペースがあれば収納できるため、洗面台が狭い一人暮らしの家や、旅行カバンの中でも邪魔になりません。
- 引き出しや棚の隙間にすっきりと収まる
- ジムやサウナ、旅行先への持ち運びが苦にならない
- 専用ホルダーがなくても収納場所に困らない
「モノを増やしたくない」「スッキリ暮らしたい」というミニマリスト思考の方には、スマートモデルのサイズ感が最適です。
小さくても風圧は最強クラス!頭皮まで風が届き速乾性が高い
「小さいとパワーが弱いのでは?」という心配は無用です。
Nidecと共同開発した小型高速モーターにより、プロモデル以上に勢いのある風(高風圧)を生み出し、濡れた髪を根元からスピーディーに乾かします。
- 風速・風圧が高く、水分を吹き飛ばすように乾かす
- 毛量が多くても、地肌まで風がしっかり届く
- 結果としてドライ時間が短縮されるケースが多い
「とにかく早く乾かして寝たい」という忙しい現代人にとって、この小さな巨人は頼もしい相棒となります。
リファドライヤーを買って後悔しないために:プロとスマートの「音」と「操作性」
購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するポイントとして多いのが、「稼働音」と「ボタン操作」の違いです。
カタログスペックには表れにくい、感覚的な違いについて事前に把握しておきましょう。
スマート特有の「高音ノイズ」は許容範囲?購入前のチェックポイント
スマートモデルは小型モーターを高速回転させる構造上、どうしても「キーン」という高い金属音(高周波ノイズ)が発生しやすくなります。
一方、プロモデルは「ゴーッ」という低い風切り音が中心で、耳障りな不快感は少ない傾向にあります。
- スマート(旧型・W):ジェット機のような高音が鳴る
- スマート(S+):高音が抑制され、マイルドに改善されている
- プロ / BX:大きなファンで回すため、音質が低く落ち着いている
プロはボタン操作でモード切替、スマートはシンプル設計
操作パネルの使い勝手も、両者で大きく異なります。
プロモデルは「電源」「モード」「風量」が独立したボタンになっていますが、スマートモデルはシンプルさを優先し、ボタン数が少なく操作が統合されている場合があります。
- プロ:現在のモードがディスプレイで見やすく、切替も直感的
- スマート:電源ボタンでモードを送るなど、慣れが必要な場合も
- クールボタン(冷風)の使いやすさもモデルによって異なる
機械の操作が苦手な方は、ボタン一つで機能が完結しているプロモデルの方が迷わずに使えるかもしれません。
最新モデル(BX・S+)ではそれぞれの弱点がどう改善された?
2024年〜2025年の最新モデルでは、それぞれの弱点が相互に補完されつつあります。
プロの後継「BX」は風速が上がり速乾性が向上し、スマートの新作「S+」は音が静かになり操作性も改善されました。
最新モデル同士の比較であれば、「性能のプロ」か「快適のスマート」かというシンプルな二択で選んでも失敗は少なくなっています。
リファドライヤープロとスマートの違いに関するQ&A
最後に、どちらを購入するか迷っている方から寄せられる「よくある質問」にお答えします。
髪への影響や生産状況など、気になる点をクリアにしておきましょう。
Q1. 髪のダメージケア効果が高いのは結局どっちですか?
理論上のダメージケア効果は、対象物センサーを搭載している「プロ(Pro / BX)」の方が高くなります。
髪の温度を直接測ってコントロールするため、うっかり近づけすぎても熱ダメージを受けるリスクがほぼゼロになるからです。
- プロ:センサーが髪を見張ってくれるので、誰が使っても失敗しない
- スマート:室温に合わせてくれるが、近づけすぎには注意が必要
- 絶対的な安心感を求めるならプロモデル推奨
とはいえ、スマートモデルも一般的なドライヤーに比べれば圧倒的に髪に優しいことは間違いありません。
Q2. プロ(Pro)は生産終了?最新のBXとは何が違いますか?
旧型の「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」は、最新フラッグシップ「BX」の登場に伴い、徐々に市場在庫のみの販売へと移行していく可能性があります。
BXはProのデザインを踏襲しつつ、「風速アップ」「センサー精度向上」「ハイドロイオン増量」と全方位に進化した完全上位互換モデルです。
- Proが安く手に入るならアリだが、性能はBXが圧倒的
- BXはProの「重さ」以外の弱点をすべて解消している
- 予算が許すなら、ProではなくBXを選ぶのが正解
これから長く使うのであれば、最新技術が詰まったBXを選ぶことを強くおすすめします。
Q3. 男性(メンズ)におすすめなのはプロとスマートどっち?
男性ユーザーには、圧倒的に「スマート(Smart W / S+)」がおすすめです。
短髪の男性にとってプロモデルのしっとり感は「ボリュームが出にくい(ペタッとする)」原因になることがあり、何より速乾性と手軽さがマッチするからです。
- 強い風で一気に乾かせるスマートが男性のニーズに合う
- ジムやサウナに持っていけるサイズ感が好評
- シルバーやブラックなどのカラー展開も男性に人気
ただし、長髪の男性や、こだわりのパーマヘアをケアしたい男性にはプロモデルも選択肢に入ります。
まとめ:自宅ケア重視なら「プロ」、軽さと速乾性なら「スマート」
ReFaのドライヤーは「プロ」と「スマート」でキャラクターが明確に分かれており、どちらが優れているかではなく「どちらが生活に合うか」で選ぶのが正解です。
この記事の要点をまとめます。
- 「髪質改善」と「優雅な時間」を最優先するなら、プロ(BX)一択
- 「毎日の楽さ」と「速乾」を求めるなら、スマート(S+ / Smart W)が最強
- 海外に行く予定があるなら、迷わずスマート(Smart W)を選ぶ
- 「音」に敏感な人は、プロか最新のS+を選ぶと後悔しない
あなたのライフスタイルにおいて、ドライヤーに求めるのは「最高の結果」でしょうか?それとも「毎日の快適さ」でしょうか?
この基準さえはっきりすれば、あなたにとってのベストバイは自然と決まるはずです。
